若い女性に急増する子宮頸がん ~原因はヒトパピローマウイルス~

皆さん、子宮がん検診って受けたことありますか?
市町村にもよりますが、私が住んでいる地域では、20才になると
自宅に子宮がん検診のハガキが届きます。

「まだ、私は若いから大丈夫。」
なんて他人事に思っているあなた!
大きな間違いです。


国立がんセンターによる有名なデータをお示しします。

グラフをみてもおわかりのように、20代から30代の
若い女性の子宮頸がんが急増しています。
まさかと思うかもしれませんが、これは事実なのです。

e0210248_15351247.jpg



ではどうして、若い女性に子宮頸がんが増えたのでしょうか?
その答えを知るには、そもそも子宮頸がんの原因は
何なのかを理解する必要があります。

「がんなので、原因はいろいろでしょう? 遺伝とか食生活とか?」

たしかに、そのとおりですが、
一言にガンと言っても、胃がんや肺がん 大腸がん など
たくさんあります。
ガンは、それができる場所によって原因は異なります。
また、そもそも原因がよくわかっていないガンもあります。



その中でも、子宮頸がんは特殊なガンで、原因が明確にわかっている
数少ない貴重なガンなのです。
それは遺伝でも食事でもありません。

子宮頸がんの原因は実はウイルスなのです。

このウイルスの名前はヒトパピローマウイルス(HPV)と言います。

ヒトパピローマウイルス(HPV)が、子宮頸部と言われる子宮の
入り口に感染して、おそろしい子宮頸がんを引き起こすのです。

では、このヒトパピローマウイルス(HPV)。
どうやって、子宮の入り口に感染するのでしょうか?


それは、ズバリ エッチなのです。


産婦人科の領域は下ネタが多くてすみません。
できるだけ、真面目に話を進めていきますね。

性病と呼ぶには言い過ぎですが、でも、そういう行為で感染するものだと
一般の皆さんは、理解していただいても良いと思います。

エッチが原因でガンになるなんて、ビックリな話かもしれませんが、
そういうガンもあるのです。


詳細は、次回講義で説明致しましょう。
[PR]
by ikomatomomiclinic | 2010-10-29 17:30 | 子宮頸がんの話
<< 子宮頸ガンの原因ウイルスはエッ... 産婦人科医になった理由 >>