不妊にもなるクラミジア感染症

さて、今日は性行為感染症であるクラミジアの話をしましょう。

前回までお話したカンジダは、性行為以外でも感染します。
しかし、クラミジアは100%性行為で移るといっても過言ではないでしょう。

クラミジアは、厳密には 細菌でもカビでもない生き物なのですが
難しい話はさておき、バイ菌の一種と思っていただければ宜しいかと思います。

このクラミジア、若者に多いんです。
性経験のある高校生では10-20%がクラミジアに感染していますし、
20代前半では数%の人が感染していると言われています。

エッチで移るのですから、人生で最もたくさんエッチしている世代に
多いのは当然ですよね。
結婚すればパートナーは一人ですが、独身時代はたくさん恋をして
パートナーも入れ替わり立ち替わり。

その分、感染する確率は高くなりますから、若者に多くなるわけです。

ちなみに、結婚している女性がクラミジアに感染した場合は、本人が浮気をしたか、
御主人が浮気をしたかのどちらかでしょう。

案外多いのが、御主人が風俗で感染してくるケース。
浮気していなくても、風俗行けば感染する可能性ありです。
ちなみに本番のエッチでなくても、ヘルスでも感染するのでご注意を。
クラミジアは喉にも感染するため、ヘルスの場合、喉から陰茎へ感染するのです。

また、クラミジアに感染した場合の自覚症状ですが、お腹が痛くなったり、
おりものが増えたり悪臭がしたりします。
しかし、自覚症状が全くない場合もあります。


自覚症状がないものですから、知らず知らずにパートナーに移して広がっていきます。

知らない間に感染していて、卵管がクラミジアでおかされ、つまってしまうと、
不妊症になったり、子宮外妊娠になったりという大きな病気を引き起こします。

(誤解のないように述べておきますが、不妊症や子宮外妊娠になった女性の
全てがクラミジア感染しているわけではありません。)

結婚しても、なかなか子供ができないので病院で調べたら、クラミジアに感染していて、
卵管がつまっていたことが判明したとか。

ありますね… 実際。

こういった場合は、つまった卵管を開通させる手術を受けるか、体外受精という
高額な不妊治療をしないと妊娠できないので大変です。


また、妊娠して喜んでいたら、異常な妊娠で、子宮外妊娠だと言われて手術したなん
てケースもよくあります。
子宮外妊娠というのは、本来、子宮の中にできるはずの赤ちゃんが、
卵管などの別の場所にできる病気のことです。

卵管のなかに妊娠した赤ちゃんは、残念ながら、生きることができません。
赤ちゃんが育って、大きくなるにつれ、狭い卵管の中では窮屈になり、そのうち
卵管が破裂します。
すると、お母さんのお腹のなかで大出血が起こり、場合によっては
お母さんが出血多量で死亡してしまうのです。

ですから、お母さんの命を助けるために、かわいそうですが
赤ちゃんを取りだす必要があるのです。

クラミジアに感染しても薬を飲めば治りますが
一度つまった卵管は元には戻りません。
若いころのツケが、結婚してからやってくるのです。

予防するには、コンドームつけるのが一番ですが
それよりも大事なのは、エッチする相手を選ぶこと。
プレイボーイや風俗好き男性は避けた方が無難だと思います。
[PR]
by ikomatomomiclinic | 2011-01-11 17:30 | 性行為感染症の話
<< 痛みのあまりおしっこもできない... 私のカンジダ体験 その2 >>