ピルは子宮体がんを予防してくれる

子宮体がんですが、予防法はあるのでしょうか?
子宮頸がんの予防はワクチンです。
一方、子宮体がんの場合はピルが予防になるのです。

そもそも子宮体がんの原因はエストロゲンという女性ホルモンが原因です。

ピルにはエストロゲンとプロゲステロンという
2種類の女性ホルモンが含まれています。
エストロゲンのみですと子宮体がんになりやすくなるのですが、
エストロゲンとプロゲステロンの両方を摂取すると
むしろ子宮体がんになりにくくなるのです。

不思議ですね。
プロゲステロンには子宮内膜の増殖を防ぐ作用があるためと言われています。

ちなみにおまけですが、ピルは卵巣がんも予防してくれます。

多嚢胞性卵巣症候群や月経不順の人の治療にピルを使うことがありますが、
それは生理周期を整える目的と同時に子宮体がんを予防することも必要だからです。

また、肥満や糖尿病も子宮体がんのリスクとなりますので
そうならない生活習慣も予防には大切だと思います。

最後に、出産することも子宮体がんのリスクを減らします。
子だくさんの女性にとっては嬉しい話ですね。

子宮体がんを予防するためだけにピルを飲む必要はないと思いますが
生理痛がひどくて鎮痛剤だけでは痛みが取りきれない人や
月経不順や避妊希望がある人には、ピルは選択肢としてはありだと思います。
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by ikomatomomiclinic | 2011-02-01 17:30 | 子宮体がんの話
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