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更年期の症状 その4 泌尿生殖器症状

頻尿、尿漏れ、外陰部のかゆみ、膣の乾燥感、性交痛などが、あてはまります。

①頻尿、尿漏れ 

更年期女性の2人に1人は多少なりとも尿漏れの自覚はあります。
軽症であれば、骨盤の筋肉を引き締める体操をすれば改善が期待できます。
しかし、ある程度進行してしまって外出や日常生活に差し支えるようなら
薬がありますので治療を受けると良いでしょう。

②外陰部の痒み 
 
慢性的な痒みがほとんどです。患者さんにいつから痒いのですかと尋ねると
何年も前からとか、この半年ぐらいとか答える方が多く、経過の長い方が多いです。
患者さんは、何かバイ菌にでも感染したかと心配で受診されますが、検査をしても
何にも異常ありません。治療は痒み止めのクリームを処方します。

③膣の乾燥感、性交痛  

更年期になり、女性ホルモンが低下すると、膣に潤いがなくなり乾燥しがちになります。
加えて、若いころに比べて膣も狭く小さくなりますので、性交時にも痛みを訴える女性が多いのです。


こういうことをなかなかご主人に打ち明けられず、密かに悩んでいる女性も多いものです。
ご主人に愛情がないわけではないのですが、あまりに痛いので、さすがに拒否してしまうというわけです。


このような場合には、性交時に潤滑ゼリーの使用をおススメしています。
ドラッグストアで、1000円前後で販売されています。
また、ドラッグストアで購入しにくいという方には、当院でも販売していますので
お気軽にご相談ください。

ちなみに、閉経して膣が狭くなった女性は、子宮がん検診時に痛みを感じる方も多いです。
したがって、当院では、できるだけ小さいサイズの診察器具を使用して、痛みがでないよう
に配慮しています。
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by ikomatomomiclinic | 2011-08-04 04:35 | 更年期の話